12/1(日)山中瑶子監督をjig theaterにお招きしてトークイベントを開催することが決定しました!
『あみこ』から『ナミビアの砂漠』まで、新時代の訪れを感じさせる作品を生み出しつづける山中監督から、その制作についてのお話を直接お聞きすることができるこの機会をどうかお見逃しなく!

【トークイベント概要】
■日時:12月1日(日) 19:00~21:00(18:30開場)
■場所:jig theater
■登壇者:山中瑶子監督
■料金:1,000円

 


 

山中瑶子監督がわずか19歳という若さで撮影、初監督した『あみこ』(2017)。スタッフ・キャストをSNSで探し出し、仲間と共に完成させたDIYスピリット溢れる純度100%のインディペンデントムービーたは、世界最大の自主映画の祭典・ぴあフィルムフェスティバルで観客賞を受賞、その後第68回ベルリン国際映画祭のフォーラム部門に史上最年少で招待されるなど各国の映画祭で評判となり、坂本龍一もその才能に惚れ込むなど、その名を世に知らしめた。

『ナミビアの砂漠』で主人公カナを演じた河合優実は、高校3年生のときに『あみこ』を劇場で観て強い衝撃を受け、山中監督に「女優になります」と書いた手紙を手渡し「いつか出演したいです」と伝えたという。監督山中瑶子と女優河合優実という新時代の才能溢れる2人の出会いとなった『あみこ』をぜひご覧ください。

 


 

久しぶりに爽やかな日本映画を観た気がする。何というか映画の後味が爽やか。そして若い。そう、60年代初頭に登場したヌーヴェル・ヴァーグの映画のような軽さと滑稽さ、痛さとテンポが感じられる。今後の作品が楽しみだなあ。
坂本龍一(音楽家)

オンナの臭みが充満している。眩しいぜ、匂いがキラキラと輝きを放っている。窒息しそうだ。瞬間の感情が刻み込まれた連続時間、それが映画だ。思い出やメモリーや記憶や記録や残像をすれ違って、眩しいぜ。
向井秀徳 (ZAZEN BOYS)

 


 

[Story]
「人生頑張ったって仕方がない。どこへ行こうが意味はない、どうせ全員死ぬんだから。」…そんなあみこが恋に落ちたのは、同じく超ニヒリストながらサッカー部の人気者でもあるアオミくん。一生忘れられない魂の時間を共有したふたりは、愛だの恋だのつまらない概念を超越した完全運命共同体、現代日本のボニー&クライド、シド&ナンシーになるはずだったが…。

 

監督・脚本:山中瑶子
出演:春原愛良 / 大下ヒロト / 峯尾麻衣子 / 長谷川愛悠 / 廣渡美鮎 / 高橋寿里 / 阿部悠季乃 / 金子銀二
撮影:加藤明日花・録音:岡崎友理恵・音楽:大堀翔太郎・制作:高橋寿里
2017/66分/日本
配給:山中瑶子

上映スケジュール・予約はこちら

【上映期間】

11/23(土)、24(日)、25(月)、27(水)、30(土)、12/1(日)、2(月)、の7日間

【料金】

一般・シニア   1,300円
25歳以下      1,000円
18歳以下      500円
同作品リピート割 1,000円
福祉手帳割(同伴者1名まで割引適用)1,000円

【上映時間】

66分(1時間6分)